- 発言者
- 松本 洋平
- 発言者名(原文表記)
- 松本洋平
- 役職(原文表記)
- 文部科学大臣
- 発言日
- 2026-03-30
- 会議名
- 参議院 文教科学委員会
- 発言種別
- 国会委員会
- 国会回次
- 第221回
- 発言番号
- 143
国会委員会
参議院 文教科学委員会での発言
松本 洋平(文部科学大臣)
発言全文(原文)
国会会議録検索システムから取得した原文です。要約や言い換えは加えていません。
○国務大臣(松本洋平君) 今御指摘をいただきましたように、生成AIは学習場面においても有用となり得る一方で、教育は単なる知識の伝達にとどまらず、教師と児童生徒とが人格的な触れ合いを通じて行われるものであります。教師が子供一人一人の能力を最大限に伸ばしていくために中核的な役割を担っていくことにはこれからも幾ら時代が発展しても変わらない、そのように考えております。 例えば、AIを活用して整理したメリット、デメリット等の情報を基に自らが取るべき行動について判断する力、答えのない課題について自ら探求し解決する力などの育成に向けて、適切な指導計画や学習環境の設定、丁寧な見取りと支援をすることはAIに代替されない教師の役割であると考えております。また、教師は、多様な子供一人一人に、授業、行事、委員会活動など様々な場面で適切な役割を与え、自己肯定感を育むことができるような学級経営の工夫も行っているところであります。 先ほど子供さんの宿題の例もありましたけれども、私自身が思うのは、大切なのは手段と目的をしっかりと履き違えないで考えるということだと思います。宿題をやるというのは、当然、子供自身のその学力の向上であったりのためでありますから、それをAIで簡単にしてしまうということは、当然目的とは全然違う結果をもたらしてしまうわけでもありますし、また学校の教育現場においても同じことだと思っております。 やはり、教育によって学力をしっかりと身に付けさせるだけではなくて、社会性や人間性というものを育んでいくという観点から考えれば、おのずとAIというものにどこまで任せるべきなのかということも出てくるのかなということを個人的には大変強く思っているところであります。 いずれにいたしましても、こうした教育が持つ多面的かつ大変深いその意味合いというものをしっかりと理解をしながら、その目的と手段というものを見失わないような教育というものを行っていくということが私は大変大事なことではないか、思っております。
情報源
この発言の取得元です。原文は国会会議録検索システムでも確認できます。