- 発言者
- 庭田 幸恵
- 発言者名(原文表記)
- 庭田幸恵
- 役職(原文表記)
- 未登録
- 発言日
- 2026-06-25
- 会議名
- 参議院 厚生労働委員会
- 発言種別
- 国会委員会
- 国会回次
- 第221回
- 発言番号
- 81
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国会委員会
国会会議録検索システムから取得した原文です。要約や言い換えは加えていません。
○庭田幸恵君 既に制度はあるという御答弁をいただきました。 職場において、管理職は本来ゲートキーパー、自殺対策における命の門番として広く知られております。悩みを抱えている人に管理職が気が付いて、声を掛けて、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る役割の人のことを指します。しかし、私が思うのは、このゲートキーパー自身が孤立している場合が昨今多いのではないかということです。このゲートキーパー自身が孤立していては、誰をも支えることができません。部下の異変に気が付いて、声を掛けて、必要な支援につなぐ、そうした役割を強く担っているのが管理職であり、また中小企業では経営者である場合が多いです。 しかし、私は時々不思議に思うことがあるんです。それは、同じ労働者、人間、働いている人なのに、なぜ支える側には弱音を吐く場所が少ないのだろうかということです。制度はあります。確かにあります。しかし、弱音を吐く場所が少ないと思っています。 先ほど、ちょっと委員会途中、上野厚労大臣が大きなあくびをしているところを見て、例えば上野厚生労働大臣が孤立や、ちょっと疲れたなといったときには、厚生労働省のトップでありますから、一体どなたに相談をするんだろうと頭の中をよぎった次第でございます。 同じ人間なのに、従業員には産業医がいて、相談窓口があって、休職制度があります。しかし、上野厚生労働大臣のように人を支えている側、支える立場の側はどうでしょうか。リーダー、経営者、支援者、ケアをする方など、支える側に弱音を吐く場所が少ないのは、社会通念上、責任の重さ、そしてケアする側、例えば厚生労働大臣は強くあるべきという無意識の規範が関係しているように感じております。 警察庁の統計によりますと、二〇二五年の年間の自殺者数、これ暫定値でございますけれども、過去最少の一万九千九十七人、統計開始以来初めて二万人を下回りました。しかし、二万人です。これ、私の地元の市町村の人口よりも多いです。二万人の方が自ら命を絶っているという現実が日本にはあります。依然として男性の自殺者数は女性のおよそ二倍以上。 私、この孤独・孤立対策、自殺対策を、支援を必要とする人への対策にとどめず、弱っている方を支援するということだけではなく、支援をしている側、例えば管理職、経営者、そして介護をしている方、医療、福祉の従事者など、人を支える側のメンタルヘルスや相談支援を明確な政策対象としてそろそろ強く位置付ける時期に来ていると考えます。 そこでお伺いします。 現在の孤独・孤立対策、自殺対策において、支えている人を支えるという視点を今後どのように強化していくのか、大臣にお伺いしてよろしいでしょうか。
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