- 発言者
- 平 将明
- 発言者名(原文表記)
- 平将明
- 役職(原文表記)
- 未登録
- 発言日
- 2026-03-03
- 会議名
- 衆議院 予算委員会
- 発言種別
- 国会委員会
- 国会回次
- 第221回
- 発言番号
- 6
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国会委員会
国会会議録検索システムから取得した原文です。要約や言い換えは加えていません。
○平委員 ありがとうございます。 是非お願いしたいのは、多分、国家安全保障局、内閣情報調査室、あと国家サイバー統括室が連携してやっているんですね、官房副長官ヘッドなんですけれども。横軸でタスクフォースみたいな形でやっているんですが、名前がついていないんですね。名前がついていないとどうしてもやはり受け身になりがちなので、オーストラリアなんかは、カウンター・フォーリン・インターフェアレンス・タスクフォース、外国からの干渉に対抗するタスクフォースみたいに、横軸で入ってもタスクフォースの名前がついていたりして、責任の所在とかそういうのが明らかになっているので、是非名前をつけていただきたいと思います。 その上で、将来的には、これからの法案審議ですが、内調が国家情報局になったりしたときにはどこかで引き取ってもらうということですけれども、是非名前をつけていただきますよう御検討いただければと思います。 官房長官のタイミングでどうぞ御退出してください。 次に、AIのところのお話をさせてもらいたいんですが、実は、先ほど申し上げたとおり、サイバー攻撃をしてくるのがハッカーじゃなくてAIだということで、これもちょっとお手元の資料を配らせていただきました。アンソロピックのレポートです。去年の十一月十三日で、これは英語なので平事務所で和訳もつけさせていただいておりますが、この概要だけちゃちゃっと説明をさせていただきたいと思います。 このアンソロピックのレポートは何て書いてあるかというと、二〇二五年十一月十四日、初めて報告されたAI主導のサイバースパイ活動を阻止したと書いてあります。AIエージェントが防御、攻撃の両面で実際に有用となるレベルに達した。サイバー能力が六か月で倍増した。その進化が極めて短期間に、しかも大規模に起きている。具体的には、昨年の九月中旬にこれを察知したということでありますが、中国の国家支援グループと高い確度で評価されている攻撃者による高度に洗練されたスパイ活動を検知した。攻撃者はAIエージェントを過去にないレベルで活用した。だから、AIは今までは助言者だったんですけれども、単なる助言者じゃなくて攻撃の実行者として利用されて、そのときのターゲットが約三十のグローバル企業と組織、大手テック企業、金融機関、化学製造企業、政府などですが、大規模なサイバー攻撃が行われたんです。それで、ほぼ人間の介入なく実行された。しかも、そのAIエージェントは、タスクというかプロンプトを与えると長期間にわたり自律的に動作をし、複雑なタスクをほぼ独立して遂行するんですよ、人間と一緒ですよね、ということになった。 それで、そのアンソロピックは、去年の九月の時点で、一年前には存在しなかった、こういうことはと。一年前には存在しなかったものが、こういうことが起きて、しかも物すごい勢いで進化をしていて、タスクによっては、人間のハッカー、トップのハッカーよりも数倍の速度があるということになっています。なので、もう人間では対応できないということになっているということになります。 そのAIエージェントは実際に何ができるかというと、タスクを与えると、どこの会社のどのサーバーにどういう情報があるかというのを分析をし、それに対する攻撃をするコードも自分で作ります。その結果、盗み出したデータを分析をして、さらに、そのネットワーク全体の脆弱性もちゃんとレポートにしてまとめてくるというところまで今やっている。 何が問題かというと、去年の九月の時点で、アンソロピックみたいな会社のレポートが、一年前にはなかった、更に半年間で急激に進化をしたと。あれからもう半年たっているので更に進化しているというふうに考えるのが大事で、そうなると、サイバー安全保障として、国家としてもサイバー対処能力にAIの活用で支援する、支える専門組織が必要だということになります。 そこで質問なんですが、高市総理が大臣のときに主導されてAISIというのをつくった、AIセーフティ・インスティテュートです。これはアジアでは日本が一番早かった組織であります。こういう組織はできていて、今、経産省のIPAの下にあるんですが、このAISIがイギリスだとか同盟国、同志国のAISIと一緒になって対応する必要があるというふうに思っているんですが、今のAISIはセキュリティークリアランスを取っていないんですよ。セキュリティークリアランスを取っていないので、安全保障上重要な情報は共有できない。 それで、AISIができたのは二年前ですけれども、その三か月前にロンドン、イギリスはAISIをつくった、AIセーフティーインスティテュートをつくったんだけれども、イギリスは一年前にAIセーフティーからセキュリティーに変えているんですね。これは、AIの安全性も大事だけれども、安全保障の問題だというので、AIセーフティーインスティテュートをAIセキュリティーインスティテュートに名前まで変えて対応しているということであります。 なので、せっかくつくったAISIなので、さっき言った認知戦においてもこれからAIはどんどん入ってきますので、このAISIを是非機能強化をしてもらいたい。 具体的には、英国並みのAISIにしてもらいたいと思うのと、セキュリティークリアランスの世界にしっかり持ってきて対応してもらう。そして、国家安全保障局からも、内閣情報調査室からも、国家サイバー統括室からも頼りにされるAISIにする必要があると思いますけれども、総理、いかがでしょうか。
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