国会委員会

参議院 決算委員会での発言

茂木 敏充外務大臣

発言全文(原文)

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○国務大臣(茂木敏充君) まず、御質問にお答えする前に、先日の米中の首脳会談を踏まえての日米の電話会談と、それからマスコミの取材に対する時間の比較をしていただいたところでありますけれど、御案内のとおり、アメリカのマスコミですね、すごい人数の人がもう次から次へ矢継ぎ早に質問をするという形で、先日、何というか、三月の日米首脳会談、私も同席をさせていただきましたけど、すごい数のアメリカのメディアがそろっておりまして、もう指されなくてもみんな勝手に言い出すみたいな感じでやる形で、そうなると時間的に若干、二十七分とおっしゃいましたけど、長くなるのかなと、そんなこともお話聞きながら伺ったところであります。  その上で、ODAについてでありますが、ODAは平和と繁栄をつくる責任ある日本外交を推進するための重要なツールでありまして、国際環境が大きく変化する中、日本のODAの戦略的意義、これは一層高まっていると考えております。  道路を始め日本の支援で整備したインフラと、これは建設はもちろんでありますが、運営ノウハウの提供も含めて極めて質が高いと供与国から高く評価されておりまして、日本への信頼にもつながっております。  私も数年前、太平洋島嶼国を訪問したときに、日本を含めて整備をした港湾に続く道路というのを実際に見てきたんですけれど、一期目の工事は日本が二十年前にやったと。二期目の工事は日本でない国が十年前にやったと。二十年前に造った日本の道路はひび割れも起こっておりません。凹凸もほとんどないと。一方、十年前に建設をしました他国の道路の方はかなり劣化が進んでいるという状況でありまして、ああ、これだけでもやっぱり日本のODA、質の高さというのがうかがわれるなと。  同時に、例えば各国への地下鉄だったりとか鉄道にしましても、単に線路を引いて、そして車両を通すだけではなくて、運営ノウハウですね、実際どうやって時間どおりにこの電車というか車両を運行していくかと。こういうトレーニングであったりとか、人材育成、これ非常に日本、やっぱり鉄道の運行に関しては世界最高のレベルを持っていると考えておりまして、そういったことも供与しているということで、そういった面での評価も非常に高いなと、こんなふうに考えているところであります。  また、昨年、発足六十周年を迎えましたJICA海外協力隊。これまで世界各地の途上国に約五万八千人派遣をされておりまして、日本らしい顔の見える開発協力の担い手として、開発途上国の経済、社会の発展、そして日本との友好親善に貢献をしてきたところであります。  私もゴールデンウイーク活用してアフリカ四か国回ってまいりましたが、このアフリカ、世界の中でも一番、何というか、この海外協力隊の人員が行っているところでありまして、一万六千人ぐらいの人が行っていると。そして、教育であったりとか、農業であったりとか、様々な分野で現地のコミュニティーとも本当に溶け込んで活動しておりまして、そういったことに対しても、各国から、非常にやっぱり日本の青年協力隊頑張ってくれている、こういう言葉もいただいて、非常にうれしい思いも持ったところであります。  そして、このODA、これは公的な資金、これを原資とするわけでありまして、国民の理解、これが不可欠なのは当然のことでありまして、ODAの意義であったり、また成果について、より多くの皆さんの納得と共感が得られるように積極的に情報発信をしていきたいと思っております。紙での事実関係の発信、こういったこともありますけれど、例えばSNSを使って現場の様子が見える、こういったことの発信、こういったものも更に強化していければと、こんなふうに思っております。

情報源

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国会会議録一次情報

第221回国会 参議院 決算委員会 第3号

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発言情報

発言者
茂木 敏充
発言者名(原文表記)
茂木敏充
役職(原文表記)
外務大臣
発言日
2026-05-17
会議名
参議院 決算委員会
発言種別
国会委員会
国会回次
第221回
発言番号
85