- 発言者
- 丸川 珠代
- 発言者名(原文表記)
- 丸川珠代
- 役職(原文表記)
- 未登録
- 発言日
- 2026-05-27
- 会議名
- 衆議院 経済産業委員会
- 発言種別
- 国会委員会
- 国会回次
- 第221回
- 発言番号
- 35
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国会委員会
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○丸川委員 ありがとうございます。 産総研にもお邪魔して、つくづく、勝つまでやり切る覚悟が我々に問われているなと思いますので、共にしっかりやっていきたいと思います。 その上で、この法律ですね、重点開発計画の認定を受けた場合、重点産業技術試験研究費の額の四〇%を法人税額から控除することができますが、どの分野にも限らず海外委託している試験研究費については、その控除割合を三年かけて五〇%まで半減させることになっているところ、バイオヘルス関連技術の臨床試験については、一般型のみですけれども一〇〇%控除が維持されます。大変賢明な選択だと私は思っております。 創薬開発のための臨床研究というのは、実にドラッグラグが縮小している中で、なお海外に委託をしなければ国際共同治験ができないというような状況になっております。特に、今ちょっと資料を配っておりますけれども、非臨床の創薬研究、上流に関する部分ですね、ここは、日本のCROが弱くて、かつ、スピード、コストでも大きく中国に後れを取っておりまして、四割が海外に委託されているんです。しかしながら、今、臨床試験は一〇〇%と言いましたが、残念ながら、この非臨床CROのところは五〇%に半減される部分に該当するんですね。 ただ、ベンチャー企業にとって、中国やアメリカにあるような非臨床CROに必要な五つのプロセス、スクリーニング、薬効の確認、薬剤の動態、それから化合物のデザイン、そして安全性の試験、よく動物実験のところが今頑張っていますと言いますけれども、あれは安全性の試験が得意ですけれども、実は、この五つのプロセスが全部できるところは日本に一つしかありません。しかも、非常に規模が小さいです。ですので、もし、五〇%に半減させて、日本でやれというのであれば、日本の受皿もしっかり育てておかなければいけません。 今、政府は、CDMOはしっかり応援していただいています。ですけれども、上流のCROというのは、まさに、標的が決まる、化合物をデザインするという、AIを非常に活用できる分野でありまして、既に薬効とか薬剤の動態についてはAIを使っているんですが、今まで生まれてこなかった化合物を実際に当てはめたときどうなるのかというインシリコの部分は、まだAIは開発途上ですということで、是非サポートしていただきたいと思います。 というのと、もう一つ、全てがインシリコでできるわけではなくて、ハイスループットスクリーニングといって、こういうものをあてがったらどうかしらという、多数の化合物の候補を、実際のたんぱく質なりに機械で、ウェルがあって、ぴっ、ぴっとこう、済みません、擬態語で表現しまして、ぽちょぽちょと落として反応を見るというような、そういう大きい機械があるんですけれども、機械でできる部分と人手がかかる部分がありまして。 中国の巨大なCROがなぜ強いかといえば、それは、人手を短期に集中的に雇うことができる、非常に人手がかかる部分を安く早く仕上げることができるということで、残念ながら、日本の非臨床CROはこういう人員体制が取れておりませんで、是非、CDMO同様にCROにおいても、高専卒業の皆さんを非臨床CRO人材として雇うというようなことに対しての後押しをしていただきたいということもお願いをしたいと思います。 ベンチャー企業にとって、この五つのプロセスを個別に契約をするというのは、非常に手間がかかる、コストがかかることですので、是非国内非臨床CROを育てていただきたいと思いますが、経産省、厚労省から、それぞれ御答弁をいただければと思います。
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