- 発言者
- 伊藤 孝江
- 発言者名(原文表記)
- 伊藤孝江
- 役職(原文表記)
- 未登録
- 発言日
- 2026-05-11
- 会議名
- 参議院 決算委員会
- 発言種別
- 国会委員会
- 国会回次
- 第221回
- 発言番号
- 207
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国会委員会
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○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 まず初めに、政府が巨額の国費を投じて開発をしました純国産の固定翼哨戒機P1の運用状況についてお伺いをいたします。 このP1というのは、日本の周辺海域で、外国の水上艦船、潜水艦、不審艦等の監視などを行うもので、探知機が、探知機の塊が空を飛んでいると言われるくらい対潜水艦の探知能力は世界トップ級というふうにされております。この運用状況について、会計検査院から今回検査の結果が国会両院議長、そして総理の方に昨年六月、報告をされたわけですけれども、この報告の中では、任務で飛行できる状態の機体が限られ、可動率が低いというふうにされております。その関連でお伺いをさせていただきます。 今、このP1の機体、三十五機あります。全部で六十一機これから全部で設置をしていくと、整備をしていくという中で、今三十五機なんですけれども、可動率が低い。その主な原因として三点挙げられています。一つが塩分の付着によるエンジンの性能低下、二つ目が搭載する電子機器や搭載武器の不具合、三点目として交換部品の調達の遅れというのが指摘をされています。 例えば、搭載する搭載武器の不具合という部分ですけれども、潜水艦等を見付けた場合に反撃をするためにこのP1には武器が搭載をされると。機体とつなげて、必要なときに発射をしたり投下をする、落とすというような形で使うわけですけれども、この搭載武器を機体と連接をしようとした際に接続部の附属品の長さが足りなかった、要はひっつけるために使うねじの長さが足りませんでしたというようなことがあったりであるとか、かなり基本的なことが理由で使うことができていないものがある。 また、交換部品の調達の遅れというのは、この緊急請求を受けてから調達が完了するまでに、必要な部品が使えるようになるまでに一年以上というのが約三割、中には三年以上掛かっている、それだけ必要な部品が来ないというような状況もあるというようなことも指摘をされております。 今日は時間の関係で、エンジンの腐食の問題について一点お伺いをさせていただきたいと思います。 〔委員長退席、理事小林一大君着席〕 このP1は、日本の周辺海域の上を飛んで、海にできる限り近いところというのか、しっかりと見ていくわけなんですけれども、そこを長時間飛んで、なおかつエンジンのファンから海水の塩分を含んだ空気を取り込んでしまうことになるので、どうしても塩分の内部に塩分、ごめんなさい、エンジンの内部に塩分が付着をします。これ自体はやむを得ない部分だというふうに考えます。 この塩分が付着をして性能が低下をする、要はさびるということをいかに避けるかというところなんですけれども、メーカーは、まずこのP1が運用される時点で防衛装備庁の方に、エンジンを水洗、水洗いをすれば塩分の除去に一定の効果があると、だから分析をしたらどうかという提案をされております。 ただ、このP1を運用する海上自衛隊の補給本部の方では、エンジンの水洗いというのは整備部隊にとって作業負担が大きいなどの理由で、結局エンジンの水洗いというのを採用をされませんでした。 ただ、その結果、その後もこのエンジンの腐食というのが継続的に発生をしていくということから、補給本部が改めてメーカーに対応策の検討を要請したところ、メーカーからは所定の間隔でエンジンの水洗いを行うなど具体的な整備方法の提案がなされ、補給本部は最初の判断を覆して、整備部隊にエンジンの水洗いを行うよう通知を発しておられます。その結果、今までこの水洗いというのは行われています。もちろん、それ以外にもコーティングとか必要なものはされているわけですけれども、このP1の運用当初に補給本部がエンジンの水洗いというのを採用していれば、エンジンの不調という事態はある程度回避できた可能性があると考えますけれども、会計検査院の御見解、いかがでしょうか。
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