- 発言者
- 松本 洋平
- 発言者名(原文表記)
- 松本洋平
- 役職(原文表記)
- 文部科学大臣
- 発言日
- 2026-04-23
- 会議名
- 衆議院 文部科学委員会
- 発言種別
- 国会委員会
- 国会回次
- 第221回
- 発言番号
- 29
国会委員会
衆議院 文部科学委員会での発言
松本 洋平(文部科学大臣)
発言全文(原文)
国会会議録検索システムから取得した原文です。要約や言い換えは加えていません。
○松本(洋)国務大臣 この検証評価というのは、大変大事な御指摘だというふうに承知をしているところであります。 文部科学省が実施をしてまいりました実証研究におきましては、現行の教科書代替のデジタル教科書をいつも使うというふうに答えております児童生徒ほど、授業内容の理解、主体的、対話的で深い学びといった項目で肯定的な回答割合が高いことが分かっております。そして、これらの項目は、全国学力・学習状況調査の正答率とも相関関係にございます。つまり、デジタル教科書をいつも使う児童生徒は、理解、また主体的、対話的で深い学びというふうに答える割合が高いわけでありますけれども、今度は、その授業内容の理解、主体的、対話的で深い学びというものが深ければ深いほど、今度、実際に全国学力・学習状況調査の正答率が高いというような形で、それらが相関をしているということが分かっているところであります。 とりわけ英語につきましては、現行の教科書代替のデジタル教科書を積極的に活用しているグループの生徒ほど、音読課題や定期テストにおける得点が高いとする先行研究もあると確認をしているところであります。 一方で、現行のデジタル教科書は、紙の教科書をそのままPC、タブレットなどで表示する教科書代替の教材であって、デジタルならではの可能性を狭めている面も考えられるところであります。そのため、今回の改正を通じて、教科書の内容をより分かりやすくしたり、学習意欲や関心を高めたりすることなどによって、児童生徒の学力面での効果につなげていってまいりたいと考えております。 なお、御懸念の、全てがデジタルの教科書の扱いにつきましては、今後策定する大臣指針の中でお示しすることを考えているところでありますが、有識者会議で御議論をいただいています。その中でも、また同時に中教審でも、これまで有識者会議におきまして、学校現場の実態を踏まえまして、小学校低学年や中学年では慎重に考えるべきという意見が多く出されているところであります。委員の御懸念と同じ趣旨だというふうに承知をしております。こうしたことなどを踏まえまして、現時点では、小学校四年生以下では、全てがデジタルの教科書というものは認めることは適当ではない、そのように考えているところであります。
情報源
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