- 発言者
- 福士 珠美
- 発言者名(原文表記)
- 福士珠美
- 役職(原文表記)
- 未登録
- 発言日
- 2026-06-11
- 会議名
- 参議院 経済産業委員会
- 発言種別
- 国会委員会
- 国会回次
- 第221回
- 発言番号
- 90
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国会委員会
国会会議録検索システムから取得した原文です。要約や言い換えは加えていません。
○福士珠美君 ありがとうございます。 少し話はそれるんですけれども、中東情勢の悪化、ホルムズ海峡の閉鎖によって、原油の調達が難しくなり、原油を蒸留して生産されるナフサが入ってこない、ナフサの供給網の危うさが広く認識されるようになりました。私たちの身の回りはナフサから作られた製品であふれていること、また暮らしに欠かせない原料であることをこの度思い知ることとなりました。御存じのとおり、ナフサはプラスチックの原料でもありますので、レジ袋や指定ごみ袋が不足している、手に入りにくくなっている状況でございます。 私の地元青森県のむつ市では、地元の企業がプラスチックの成分を減らしたごみ袋の開発に成功しまして、三月末にお披露目いたしました。プラスチックの成分を減らすために何を使ったのかといいますと、ホタテの貝殻の残渣なんですね。青森県の陸奥湾はホタテが特産で、このところ高水温でめっきり取れなくなってしまったんですけれども、ホタテを加工した後の貝殻の残渣、これが年間で五万トン以上出ます。これは産業廃棄物ですから、処理するとなるとお金が掛かります。ですから、何とか活用しようということで、土壌改良材ですとか、あと飼料、道路の路盤材などにリサイクルされているんですが、処理が追い付いていないというのが現状でございます。 そこで、むつ市のホタテ加工業者と印刷業者、それに東京の合成樹脂の専門商社が手を組みまして、ホタテの貝殻を活用したごみ袋を開発したということなんですが、どうやって作るのかといいますと、貝殻を細かい粉末にしてポリエチレンにおよそ二〇%の割合で混ぜて、その混ぜる工程がとても難しいらしいんですけれども、それをペレット、プラスチックの粒ですね、に加工してからごみ袋にするのだそうです。 この技術開発は、ナフサの供給不安を受けて急いで取り組んだというわけではなくて、地域資源を生かした循環型モデルを構築しようということで五年ほど前から進めてきたそうであります。結果として、ナフサ由来のプラスチックの使用量を二〇%削減することに成功したわけですが、赤澤大臣、この取組をどのように見ますか。御所見を伺います。
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