- 発言者
- 小泉 進次郎
- 発言者名(原文表記)
- 小泉進次郎
- 役職(原文表記)
- 防衛大臣
- 発言日
- 2026-04-23
- 会議名
- 衆議院 安全保障委員会
- 発言種別
- 国会委員会
- 国会回次
- 第221回
- 発言番号
- 21
国会委員会
衆議院 安全保障委員会での発言
小泉 進次郎(防衛大臣)
発言全文(原文)
国会会議録検索システムから取得した原文です。要約や言い換えは加えていません。
○小泉国務大臣 ありがとうございます。 大分の事故につきましては、先生おっしゃるとおり、しっかりと捜査を進めて原因究明を行ってまいりたいと思いますので、引き続き御指導のほどお願いしたいと思います。 今、航空自衛隊が航空宇宙自衛隊へ変わる目的、趣旨、そしてまた将来像というお話がありました。 まず申し上げれば、宇宙空間は、自衛隊による指揮統制、情報収集を行う上で重要であるだけではなくて、もう国民生活の中でも生活の基盤そのものになっております。カーナビ、地図アプリ、天気予報など、例を挙げれば数え切れないほどあります。 こうしたことを踏まえまして、防衛省では、令和二年度に宇宙作戦隊を約二十名規模で創設して以来、段階的な体制強化を着実に進めるなど、宇宙領域における防衛能力を強化してまいりましたが、先生が御指摘をいただいたように、令和八年度に新編予定の宇宙作戦集団は約八百八十名規模にも達し、自衛隊として初めて自ら保有、運用するSDA衛星の打ち上げも予定しており、宇宙空間での情報収集を開始いたします。さらに、こうしたSDA能力の強化により、相手方の指揮統制、情報通信等を妨げる能力の本格的な運用も可能となります。 こうした取組を通じ、宇宙空間は、単にほかの領域の作戦を補完する領域ではなく、自衛隊が作戦行動を行う領域となります。こうした変化は、空中を飛行することを意味する航空という用語のみでは表現できません。これらを踏まえ、今般、航空自衛隊を航空宇宙自衛隊に改編することとしたものです。 自衛隊の名称変更は、昭和二十九年の自衛隊創設以来初めての試みであります。航空宇宙自衛隊への進化は、厳しい安全保障環境の中で、我が国全体における宇宙空間の安定的利用の確保、そして我が国の抑止力、対処力の強化に大きく貢献するものと考えています。 また、先生からは、将来像という話もありました。 将来像に関して言えば、今私が申し上げたとおり、段階的に強化している宇宙専門部隊でありますが、昨年には、地上から宇宙空間を監視する宇宙状況把握レーダー、SSAレーダーの運用を開始しました。そして、令和八年度には、先ほど申し上げたように、SDA衛星の打ち上げや、宇宙物体の位置を高精度で計測するレーザー測距装置の運用開始を予定しており、八百八十名になっていく。そして、この部隊規模ですが、諸外国の宇宙関連部隊とも遜色のないものとなっております。 今般の航空宇宙自衛隊の創設を経て、まずは、組織として確実に能力発揮できるように、訓練や教育など様々な部隊活動を一つ一つ着実に取り組んでいくことが大変重要だと考えております。 ですので、先生がおっしゃったような将来体制、こういったことについては、三文書の見直しの中でしっかりと検討していく考えであり、昨年公表した宇宙領域防衛指針の内容も踏まえ、宇宙の防衛能力に必要な体制を強化すべく、検討を進めてまいります。
情報源
この発言の取得元です。原文は国会会議録検索システムでも確認できます。