国会委員会

衆議院 外務委員会での発言

茂木 敏充外務大臣

発言全文(原文)

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○茂木国務大臣 まず、御指摘のペルシャ湾に滞留をしております日本関係船舶の状況につきましては、四月の二十九日、そして御指摘の、昨日の午後でありましたが、日本関係船舶のホルムズ海峡通過が実現できたわけであります。  これを行うに当たりましては、イランに対して、首脳、外相レベルを始め、あらゆる機会を通じて直接の働きかけであったりとか、現地の塚田大使を始め、様々な調整を行ってきたところであります。国土交通省を始め関係の省庁とも連携をして取り組んできましたが、正直言って相当大変だった、これは間違いないところであります。  ただ、ペルシャ湾内には今もなお、日本人三名が乗船する船舶一隻を含めまして、三十九隻の日本関係船舶が残っております。今のところ日本人の乗務員は三名ということになっておりますが、いずれにしても、そういった船舶も含めまして、全ての船舶の一日も早いホルムズ海峡の通過の実現に向けて、あらゆる外交努力、調整を積極的に続けていきたいと思っております。  世界地図で見ますと本当に狭いというか小さなホルムズ海峡が、実質的に通過できない、こういう状況によって、原油だけではなくて、ナフサを含め、様々なものが供給できない。それによって、医療の現場であったりとか、様々なプラスチック製品を始め、国民生活にもいろいろな形で不安というのも広がっているのも事実であります。今、しっかり代替の調達も含めて原油等の確保に努めているところでありますけれども、まさに外交というもの、そして国際秩序の安定というものが国民の生活に極めて密接に関わっているんだな、ホルムズ海峡、ふだん多くの国民がそんなに意識をしないところの状況が、国民生活そのものに影響しているんだなと。  今、地方ですと、ごみ袋、ごみのプラスチックの袋ですけれども、有料なんですけれども、これが足りない、こういった状況も生まれているようでありまして、こういった中で、我々の仕事も国民生活に関わっているんだ、こういう強い思いを持ちながら、また邦人の救出も含めて努めていきたいと考えております。  そして、今の交渉の状況でありますけれども、宇佐美委員も御案内のとおり、一九七九年のイラン革命以来四十七年ということになるわけでありまして、もう相当長い間の対立というのがあるわけでありますが、事態の鎮静化に向けて、日本としても外交努力を続けていきたいと思っております。  もちろん、三月の日米首脳会談の際にも、事態の早期鎮静化が必要である、こういったことは率直に日本の考え方を伝えさせていただいたところでありますし、イランに対しても、長年の関係を生かして、私自身、アラグチ外相とは五回、先週は、私がケニアにいるときに、電話したいというので、ケニアから電話会談をやったところでありますけれども、五回電話会談を行いまして、高市総理とペゼシュキアン大統領の間でも二回の電話会談というのを行っております。  日本としては、引き続き、米国とイランの協議の再開、さらには、パキスタンも相当頑張ってくれている、こういった仲介国の努力、こういったものを後押ししながら、国際社会と緊密に連携をして、できる限りの外交努力を続けてまいりたいと考えております。

情報源

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国会会議録一次情報

第221回国会 衆議院 外務委員会 第11号

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発言情報

発言者
茂木 敏充
発言者名(原文表記)
茂木敏充
役職(原文表記)
外務大臣
発言日
2026-05-14
会議名
衆議院 外務委員会
発言種別
国会委員会
国会回次
第221回
発言番号
130