- 発言者
- 片山 さつき
- 発言者名(原文表記)
- 片山さつき
- 役職(原文表記)
- 財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)
- 発言日
- 2026-05-10
- 会議名
- 参議院 決算委員会
- 発言種別
- 国会委員会
- 国会回次
- 第221回
- 発言番号
- 300
国会委員会
参議院 決算委員会での発言
片山 さつき(財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融))
発言全文(原文)
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○国務大臣(片山さつき君) 本年二月に提出しました令和五年度決算に関する参議院の議決について講じた措置につきまして御説明申し上げます。 まず、独立行政法人国際協力機構における入札情報の漏えいにつきましては、令和六年十一月に検証委員会を設置し、同機構と漏えい先企業との組織的関与の有無を含む調査を実施した結果、令和七年六月の報告書におきまして、組織的関与は確認されませんでした。 また、同機構は再発防止策として、コンプライアンス・マニュアル及び調達に係る執務参考資料の整備や内部・外部通報制度の改善、法務・コンプライアンス部の新設による不正調査に関する機能の集約、強化などに加え、類似事案等の把握のため総点検調査を実施したところでございます。さらに、報告書にて言及されました類似事案につきましては、法務・コンプライアンス部による内部調査を実施し、同調査結果に基づき懲戒処分を行い速やかに公表したところでございます。 引き続き、総点検調査の結果等を踏まえ、同機構の組織改革及び外務省による厳格な指導監督により、再発防止に万全を期してまいる所存であります。 次に、IT導入支援事業における補助金の不正受給につきましては、不正行為を知っていた事業者の交付決定を取り消し、補助金の返還請求を行うとともに、不正に関与したIT導入支援事業者の登録取消し等を実施したところであります。 さらに、令和六年十一月二十五日から令和七年四月三十日にかけて、当該補助金の交付を受けた全ての補助事業者を対象に調査を行い、不適切な行為を確認した補助事業者に対して補助金の返還請求を行ったところであります。 引き続き、独立行政法人中小企業基盤整備機構及び当該事業の管理運営等を実施する事務局に対して、審査の厳格化及び立入調査の強化を確実に履行するよう指導を徹底し、再発防止に万全を期してまいる所存であります。 次に、埼玉県八潮市における道路陥没事故につきましては、同様の事故の再発防止に向け、有識者委員会の提言や第一次国土強靱化実施中期計画を踏まえ、下水道管路の点検の頻度や方法の見直しを進めるとともに、全国特別重点調査や、これに基づく大口径管路の更新、管路複線化等による多重化に取り組んでいるところであります。 また、DX技術の導入につきましては、令和九年度までのDX技術の標準実装に向け、上下水道DX技術カタログの周知、内容の充実や、防災・安全交付金等の活用により、地方公共団体の取組を技術的、財政的に支援しているところであります。 さらに、人材確保の強化につきましては、有識者委員会におきまして産官学連携の取組等に関する議論を行っているところであり、今後の方向性を取りまとめることとしております。 引き続き、強靱で持続可能な下水道の構築のため、これらの取組を着実に進め、再発防止に万全を期してまいる所存であります。 次に、海上自衛隊の潜水艦乗組員に対する不正な便宜供与につきましては、令和七年七月に防衛事務次官から各機関等の長に対して通達を発出し、特別防衛監察の最終報告を踏まえた再発防止策の着実な実施を指示したところであります。 また、川崎重工業株式会社の超過利益につきましては、返納に向けて架空取引を個別に確認しているところであります。 関係者の処分につきましては、令和七年七月に海上幕僚長以下九十三名に対して、指揮監督義務違反による減給の処分等を行い、また、令和七年八月及び十二月に私的物品を受領した隊員十一名に対して、自衛隊員倫理規程違反による停職の処分等を行ったところであります。 引き続き、不適切な行為が再び起こることのないよう、法令遵守の徹底など再発防止に努めてまいる所存であります。 以上が、令和五年度決算に関する参議院の議決について講じた措置であります。 政府は、従来から、決算に関する国会の審議議決、会計検査院の指摘等に鑑み、国費の効率的使用、事務事業の運営の適正化、不当経理の発生の防止等につきまして特に留意してまいりましたが、今後とも一層の努力を続けてまいる所存であります。 なお、令和五年度決算審査措置要求決議について講じた措置につきましては、農林水産省共通申請サービスの不適切な制度設計についてなど、内閣のとった十項目に係る措置につきまして、お手元に配付してありますとおり御報告いたします。
情報源
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